株式会社オプテージが、今年10月から新宿で実施したOOH活用事例。同社の手掛ける携帯電話サービス「mineo（マイネオ）」の通信量節約オプション「広告フリー」のプロモーションで実施され2023年10月23日から京王線新宿駅のバリアフリー対応のエスカレーター手すりとポスターボードが活用された。

突然目の前に出てきて、思わず触れそうになる！

エスカレーターの手すりを活用した広告では、「思わず手が触れるスマホ広告」と題し、人々が日常的に触れる手すりの媒体特性を活かし、普段スマホ画面でコンテンツを見ていく中で突然広告が出現し、思わず触れてしまうあの光景を現実世界で再現している。この表現により通信量の大部分が広告によって消費される現状を生活体感してもらい、mineoの「広告フリー」オプションの利点を訴求することに繋げている。

また、本広告は事故防止にも貢献する設計がされている。UDエスカレーター社と連携し、転倒事故を78%減少させる効果を実証した「ゆうどうマーク」を手すりに印字。これにより、広告を見ながらも安全にエスカレーターを利用できる環境を提供している。このマークは、mineoのロゴと広告内容を交互に配置する形で、視覚的にも効果的な広告掲出を実現した。

駅ポスターの強制視認性も活用

さらに、エスカレーター手すり広告と連動して、ホーム内のポスターボードでは「突然目の前に現れるスマホ広告」を掲出。これにより、広告の視覚的インパクトを強化し、更なる認知拡大を図った。通常のスマホ画面の広告とは違い、現実の空間で広告を体験することで、消費者に強烈な印象を与えることができ、mineoの「広告フリー」プロモーションのメッセージを効果的に伝えることができた事例と言える。

X（旧Twitter）を始めとするソーシャルメディアでは、この広告を目にした多くの人の投稿が確認された。