この春、アマゾンジャパンが展開したAmazon MusicのOOH広告が話題となった。その主役は、現在、国内外で活躍するガールズグループのNiziUだ。
もう聞いた? NiziUの好きな曲
3月末から、アマゾンジャパンは「もう聞いた? NiziUの好きな曲」というキャッチコピーでNiziUを起用した広告キャンペーンを開始。TVCMやSNSキャンペーンと並行して展開された。特に注目を集めたのが、4月3日から1週間、新宿駅と渋谷駅で展開されたOOH広告だ。
新宿駅と渋谷駅の一帯をジャックした広告には、鮮やかなビジュアルとともにNiziUのメンバーの写真が大々的に掲載され、その存在感が駅を彩った。
また、「もう聞いた?MAYAの好きな曲」などのコピーとともに掲載されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、各メンバーが推している曲が詰め込まれたプレイリストにアクセスできる仕掛けとなっている。
広告を見たファンは、その場でAmazon Music上で「推しの推し曲」を聞くことができるという、新しい形の音楽体験を楽しむことが可能になった。
ファンを中心とした話題化が、ブランドアップと利用促進に!
このキャンペーンは、若者を中心に幅広い音楽ファン層をターゲットとし、ファンのSNS上での投稿やシェアを促し、Amazon Musicのブランド認知と利用の促進が図ることが狙いだ。
広告開始後、SNS上ではファンを中心に写真の撮られたOOH広告が拡散され、実際にプレイリストを聞いた人の感想も投稿されるなど、大きな反響が得られた。
OOH広告は展開エリアが限られるという課題を逆手に取り、SNSを通じて広告そのものをコンテンツとして広くシェアさせる仕掛けを施した。結果として、自然な形でブランドの露出を高めることができた事例といえるだろう。
広告主 | アマゾンジャパン |
内容 | Amazon Music |
時期 | 2023年4月 |
エリア | 新宿、渋谷 |
媒体 | 新宿メトロスーパープレミアムセット、渋谷55ストリートビジョン |
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