広島県観光連盟が12月の帰省時期に実施した交通広告。新型コロナウイルスの影響で、広島への帰省を見送った首都圏に暮らす広島県出身者に向けたメッセージを記したポスターを東京駅、渋谷駅、大手町駅、池袋駅、横浜駅、新宿駅の計6駅に掲出した。 ポスターには、大きな文字で「ばかたれーーーっ!!」と書かれたメッセージから始まっており、「一体いつになったらみんなに安心して帰っておいでと言えるのか。」というやりきれない気持ちがぶつけられている。元々は、「広島に帰っておいで」という帰省応援メッセージを掲出する予定だったが、新型コロナの感染拡大を受けて公開を断念。急遽新しいメッセージに変更した。広告メッセージは、「なかなか会えんのは寂しいけれど、こっちはこんな感じで元気にやっとるよ。みなさんの帰る場所は、絶対、無くなりゃあせん。じゃけぇもうひと踏ん張り、一緒に頑張ろうや。また会えるのを、待っとるけぇ。」と締めくくられている。 本広告は、限られた数駅の展開にも関わらず、SNSを中心に話題となり、TVのニュースでも取り上げられる結果となった。
- 広告主: 広島県観光連盟
- 内容: 広島県出身者に向けたメッセージ
- 時期: 2020年12月
- エリア: 東京駅、渋谷駅、大手町駅、池袋駅、横浜駅、新宿駅
- 媒体: シート広告、駅貼りポスター
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