アース製薬が、全国統一地方選挙期間に合わせて4月に実施した屋外ポスター掲出事例。

候補者はアース製品！？

神田のアース製薬本社エントランス前に、突如一風変わった選挙ポスターが出現。よく見ると、ひとりひとりの候補者が、ゴキブリホイホイの「御鬼ほい」モンダミンの「門田みん」など、アース製品が立候補した形になっている。

全国統一地方選挙の開催に合わせて掲出されたこのポスターは、掲出開始後アース製薬公式Twitterで投稿したところ、瞬く間に拡散。投稿は１０万回近くいいねされ、全体的なインプレッションも1,000万近くに及んだ。

違和感のある光景がSNSでの話題作りに

この”選挙ポスター”は通行人の注目を引くだけでなく、独特なビジュアルからSNSでの話題作りにも一役買った形となった。

アース製薬では、生活者とのコミュニケーションに積極的にSNSを活用しており、Instagramでは主に30代前後の女性をターゲットにした運用がされている一方で、Twitterでは幅広い層に向けてネタ提供や話題作りが行われている。

今回の事例では、一見、関連性の薄い”選挙”と”アース製品”を結びつけることで、大きな話題と反響を得ることができた。リアルな風景に違和感を作り出せるOOHならではの特徴を活かし、SNS上でのネタ提供にうまくつながった事例と言えるだろう。