ニューステクノロジー社は、2019年4月にローンチしたタクシーサイネージメディア「GROWTH」を、今年10月より大幅にリニューアルする。
本メディアのコンセプトとして新しく「移動時間に、新体験を。」を掲げ、自動運転の普及など未来に向かって変化していくモビリティ社会を見据え、よりユーザー視点に立った「新しい移動体験」を実現していく。
未来のモビリティを視野に入れた移動空間のエンターテインメント化
ニューステクノロジー社によると、現在、中国やアメリカでは自動運転タクシーの試験走行が開始しているなか、近い将来日本でも、一般自動車やタクシー共に自動運転化が進む中で「移動時間をどのようにマネタイズしていくのか」が重要になるという。今年に入りソニーモビリティの設立が話題となったが、まさにソニーモビリティは自動運転化を見据えており「移動空間のエンターテイメント化」を掲げる。GROWTHの新コンセプトである「移動時間に、新体験を。」に関しては、そういった未来のモビリティを視野に入れて、「GROWTH」とモビリティ車窓メディア「Canvas」では一歩先の取り組みをしていく意味合いが込められているそうだ。
ディスプレイの大幅なサイズアップと機能拡充
今回のGROWTHリニューアルに当たり、新型サイネージでは、旧型と比較して156%サイズアップし、Full HDの解像度で高精度に放映が可能なサイネージを開発。ノートPCよりも大画面でかつてないほどの迫力と鮮やかさを追求し、視認性向上を図った。
また、画面上ではサイドバナー・メニューバナーを備え、画面右手のサイドバナーでは詳細情報やQRコードを表示させることで、メインスクリーンの情報の補足が可能となる。

広告メニューとコンテンツの刷新
広告メニューでは、新メニュー「RIDE VIEW」を新たに設定した。これにより、登場乗車直後の移動開始までの待機画面に静止画で情報発信が可能に。また、オリジナルコンテンツとして、「知る、買う、出かける。新体験ぞくぞく。」をコンセプトにした情報番組「HEADLIGHT」を放映開始。メディアタイアップコンテンツの制作も可能となり、前述した機能の追加によって、気になったモノや場所の購入や予約体験が可能となった。今後も、情報番組により、幅広い分野の情報をカバーすると同時にtoC向けクライアントを増やしていく。

リニューアル版の稼働開始は10月から
以上リニューアルしたタクシーサイネージ放映は、2022年10月より開始する。今回のリニューアルによって、東京特別区・武三交通圏における当社のタクシーサイネージネットワーク導入数は12,500台となり、特別区・武三交通圏の法人タクシー27,576台(平成30年3月末時点関東運輸局調べ)に対して、約45%のカバー率のメディアとなる予定だ。
タクシー車内デジタルサイネージネットワーク「GROWTH」詳細情報リンク(ニューステクノロジー社Webサイト)
- 事業主: ニューステクノロジー
- 内容: タクシーサイネージメディア「GROWTH」
- 時期: 2022年10月~
- エリア: 首都圏
- 媒体: タクシーサイネージメディア「GROWTH」
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