全100巻のシズル感

全100巻分の背表紙が並ぶ様子は圧巻!

漫画『ワンピース』の単行本100巻発売を記念して実施されたOOH広告。東京・竹芝に昨年オープンしたウォーターズ竹芝内の海に面する広場で、大型コンテナを利用して巨大な壁画が描かれた。壁画は、100巻を記念して作者・尾田栄一郎氏によって描き下ろされた「大海賊百景」のイラストを使用している。コンテナを6台積み上げることで、5m×18mという巨大な壁画作品となっている。作品は9/17から26日まで10日間展示された。

「大海賊百景」の巨大壁画
→「大海賊百景」の巨大壁画

裏面には全100巻の背表紙が!

さらに、コンテナ裏面にはこれまで発売された全100巻の単行本の背表紙が、まるで本棚のごとく並んでおり圧巻の光景となっていた。ちょうどコンテナの波打つ表面に合わせるように単行本が配置されているため、背表紙の並ぶボコボコしたシズル感を保ったまま巨大化したオブジェのようになっている。

全100巻分の背表紙が並ぶ様子は圧巻!
→全100巻分の背表紙が並ぶ様子は圧巻!

海をバックにした 「大海賊百景」

また、本OOHは海に面した話題性のある施設の広場が設置場所となっている。そのため、海を舞台とした作品との親和性を高め、「ワンピース」の世界観をそのままリアルに再現することに成功している。

運河に面したロケーション
→ 運河に面したロケーション。作品の裏側には船も停泊していた。

輸送の過程もOOHに

また、現地にコンテナを搬送するトラックを目撃したという投稿も散見され、ちょっとしたティザー広告としても機能していた。

https://twitter.com/miiiipo_rin/status/1438086144072114177?s=20
https://twitter.com/yugo_uw/status/1438127115409395716?s=20

ゲリラ的な観光スポットに

展示期間中は、朝の早い時間から広場を訪れ記念写真を撮影するグループや家族連れが多く観察された。SNS上でも多くの投稿が確認でき、作品ファンにとって、期間限定の観光スポットとなっているようだった。壁画作品の展示に合わせて、 ウォーターズ竹芝 のアトレ内では全100巻の単行本の立ち読みコーナーが設けられたり、限定フィギュアが展示されたりといったイベントも開催された。

写真を撮る人が絶えず、ちょっとした観光スポットに
→ 写真を撮る人が絶えず、ちょっとした観光スポットになっていた。
  • 広告主: 集英社
  • 内容:  「ワンピース」単行本100巻発売記念「大海賊百景」
  • 時期:  2021年9月
  • エリア: ウォーターズ竹芝(東京・竹芝)
  • 媒体:  コンテナ

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